こんばんは。NPO法人アトピーを良くしたいの横井謙太郎です。

 

中学生の頃、西村京太郎のサスペンス小説にハマったことがる。十津川警部と亀さんのやりとりが好きで、そこに自分を入れて推理をすることを楽しんでいた。それ以来、何か自分が興味ある分野を見つけると、そのジャンルについて何冊も何十冊も本を読むクセがついた。

 

アトピーの調子が最も悪かった25歳のときに、アトピー性皮膚炎についても本を読み漁った。もちろん最近でも読むことがある。ためになる内容もあるが、正直イマイチのものも多く、ステロイド、脱ステ、漢方、食事のやり方論ばかりで、15年前も今も言っていることはほとんど変わっていない。

 

そんな中、Amazonで目を引くタイトルを見つけた。

 

アトピーの夫と暮らしています。

 

アトピーの夫と暮らしています

 

著者は、漫画家の陽菜ひよ子さん。Amazonで見たときには本かと思って買ったんだけど、届いてすぐにパラパラめくると、漫画だったので少し驚いた。

 

これが、新鮮だった。理由は2つ。

 

目線が、ドクターでもなく、本人でもなく、子供でもなく、【妻】という視点であること。もう1つは、【漫画】であったこと。

 

これを、うちのかみさんに見せたら、「そうそうそう!わかるー!あははは(笑)」と笑い転げていた。同じ立場だから気持ちが良くわかるのだろう。この視点は僕たちアトピー有症者にとって忘れがちだ。本人も辛いんだけど、パートナーや両親も同じように辛い。もしかしたら、本人以上かもしれない。周りの人のサポートをたくさんもらっている。それが当たり前だと思ってはいけない。感謝の気持ちはいつまでも忘れずにいたいですね^^

 

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