こんにちは。アト良くの横井謙太郎です。クリスマスまであと2週間となりましたね。24日は木曜日、25日は金曜日なので、今年は普通に仕事ですね〜という方が多いように思いますが、みなさんはどんなご予定でしょうか?

 

さて、今日はこんな記事を見つけました。

 

子どもも安心、アレルギー対応のケーキが人気

 

私が子供の頃、30年以上前は、皮膚科医に行ってもアトピー性皮膚炎と食物アレルギーが区別なく診察されていました。今は別の疾患として診察されますが、両方もっている人も少なくありません。消費者庁のデータによると、食物アレルギー患者は人口の1〜2%とされますが、乳幼児は10%とも言われています。子供の10人に1人だ。もはやニッチとは言えないですよね。

 

子供たちにとって、クリスマスケーキを食べられないのはほんとに悲しい。いや、大人だって結構悲しい。せめてこの特別な日は食べさせてあげたいという想いから、卵や小麦を使わないクリスマスケーキを販売しているところも多い。銀座コージーコーナーやイオン、ローソンも取り扱うそう。

 

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しかし、この記事によると、アレルギー対応であっても、アナフィラキシーを起こすこともあるという。想いがあっても、実際問題絶対はないので、難しいところだ。私もアレルギー対応カフェをやってみたいと漠然と思っていたが、ここは悩ましいところ。

 

保育園でも食物アレルギーの子は別のテーブルで食事をとらなくてはいけなかったり、好きなものを食べられなかったり、子供にとっては悲しいことだらけなのです。また、重度の場合は、アナフィラキシー補助治療剤のエピペンを普段持っていて、これは、アナフィラキシーの徴候や症状を感じたときに、太ももの前外側に注射するものです。

 

アトピー性皮膚炎とはまた違った辛さがあるのです。だから、こういった取り組みは少しでも子供たちの心を和ませてくれるものですよね。

 

つい先日も、叶美香さんがアナフィラキシーで入院したことが報道されました。そもそもアナフィラキシーショックとはどんなものか、ご存じでしょうか。外部からアレルゲンが体内に入ることで、強いアレルギー反応のためにショック状態になることを言います。例えば、 ハチに刺されたり、特定の食物を口にすることが原因になると言われています。因みに、叶姉妹のブログによると、叶美香さんは、医師が処方した咳止めの薬が原因だったと書かれています。

 

アナフィラキシーによって、血圧の低下や意識障害などを引き起こし、場合によっては生命を脅かす危険な状態になることもあります。厚生労働省:平成23年 人口動態統計「死亡数、性・死因(死因基本分類)別」によると、71名の方が亡くなっています。

 

症状がでた場合は安静にし、食べ物が原因であるときは口をゆすいだり、残っているものがあれば取り除くことも大切です。そして、一刻も早く病院を受診することが必要ですね。どんな状況だったかわかりませんが、叶美香さんの退院の報道を見るかぎり、対応が早かったのだと思います。ほんと大事にいたらなくて良かったです。

 

食物アレルギーもアトピー性皮膚炎もそれぞれに大変さがあり、みんなが最低限の現状や知識を得ながら、少しでも住みよい社会にしていきたいですね。それでは今日はこのへんで。

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