こんにちは。アト良くの横井謙太郎です。

 

みなさん、こんにちは。3連休最終日いかがお過ごしでしょうか。そして今日は成人の日ですね。総務省のデータによると、2016年新成人の人口は121万人だそうです。私が成人した1995年は201万人でした。私の時代は団塊の世代ジュニアですから人口が多いのです。そして、2014年の出生数は100万人です。ヨーロッパで注目される移民問題。労働力を何とか上げるために、日本でも女性の社会進出を国で盛り上げます。労働力が上がっても、出生率は下がる。明らかな少子高齢化の日本の構造をみんなで考えていかなければなりませんね。

 

さて、あらためまして、2016年もアトピーが良くなる考え方や情報を伝えていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

毎日新聞でアトピーの記事を見つけました。アトピー性皮膚炎による「勤務困難」と診断された37歳の男性に対し、長野県下諏訪町は無断欠勤扱いした上に、免職させたそうです。

 

同じ出来事でもメディアによって報道は大きく異なるし、今回のこの記事もこの37歳男性の人物像まではわからない。だから、すべてを鵜呑みにするのではなくて、真実を見極める力が読み手側に必要。

 

それを踏まえた上で、こういった記事を読むと、やはり残念に思う。この記事のポイントは町村公平委員会が「心因的要因」と言っていることにある。

 

町が、アトピーがただ痒いだけではなく、痒いの先に肉体的にも精神的にもダメージがあることを理解してくれていれば。。。町だけではない、社会全体だ。だから、私たちの活動でも伝えるべきことを伝えながら、ソーシャルインパクトをたくさん創り出そうと思います。

 

しかし、「弱者に救いの手を!」と言うつもりもない。私たちは実は強いことを知っているし、「こんな辛い思いをしているのに、周りは何もわかっちゃくれない」という心のあり方は、アトピーを良くするとはとても思えない。

 

私たちアトピー有症者側にも「心因的要因」とか「ストレスで悪化する」など頭ではわかっているのに、ステロイドを使うか、脱ステロイドか、漢方なのか、化粧品とか食事とか、やり方論だけにとらわれ、自分の心のあり方にはフォーカスしないという人は多い。

 

アトピーの人たちがHAAPYな社会を創るために必要なことは明確だ。「自らアトピーを良くするという意志」「社会に発信し続けること」。もちろん、簡単なことではないけど、これにチャレンジしている。

 

アトピーを良くするのは、親でも、ドクターでもない。アトピーは痒いし、辛いし、発狂するし、頭おかしくなりそうになるから、頼ることは必要だと思う。しかし、治すのは自分だ。

 

赤ちゃんは泣くか笑うかなど表現方法が限定的で言葉を話すことができないから、親の考え方や行動で結果は変わってくる。しかし、小学生くらいになれば、親とコミュケーションをとることで、自ら考え行動することは充分できる。

 

大人でも、アトピーを治すことを諦めている人も少なくない。「意志」は「器」とも言える。ビジネスの世界では、結果は社長の器以上にはならないと良く言われるけど、全くその通りだと思う。その器がどうなっているのか?これが、心のあり方と言える。実は、仕事も、趣味も、ライフワークも、結婚も恋愛も、そして、アトピーを治すということも、どれも同じ。この意志があるから、自然に行動し、失敗も成功もあって、成長して結果が生まれる。

 

社会に対して発信していくことは、私たちNPOの役回りと認識してしているけど、やはりアトピーの人、そのご家族、昔アトピーだった人などの力が必要で、みんなの想いや拡散が必要だ。アト良くに影響力をつけることで、将来、国を動かせる存在になりたいと思う。そうすれば、今回の記事のようなことは起こらないのだから。

願い

 

Pocket