先日、駅の階段で、バナナの皮を踏むかのごとくすっ転んで、お尻が痛い横井謙太郎です(泣)

 

みなさんも、雨の日と新しい革靴の組み合わせには気をつけて下さいT_T

 

先日、目黒区役所の西口ロビーにて、独占でアト良くの活動を掲示していただきました。「目黒ボランティア活動センター」のみなさんにはずっとお世話になりっぱなしです。

 

 

掲示をして早々、2組の方に「横井さんですか?」と声をかけられました。

 

1組は、50代のお母さん・20代の息子さんの親子です。お母さんが、心配そうに息子さんのアトピーについて質問をしてきます。もう一組は60代の女性お1人。お話を聞いていると、私と同い年のお嬢様がおり、アトピーで辛い思いをされてきたとのこと。

 

いくつになっても子は子です。共通点はお母様主導でこの場に来てくれたこと。最終的には本人自ら行動することに注目していますけど、この掲示は大きなきっかけになったと思います。なぜなら、お母様主導でも、ご本人がこの掲示をみて、もしくは私と話すことで何かを掴んでくれるかもしれない。また、お母様がご本人に話してくれるかもしれないからです。

 

この2組は、印鑑証明や住民票を取りに来るついでに掲示物を見たわけではありません。明らかに、目黒区役所にわざわざこの掲示物を見るために訪れました。手にはパンフレットを持たれていましたし、朝一でしたから。すでに、アトピーを何とかしたいという想いがあります。

 

すべて行動療法になりうると思ってます。目黒区役所にアト良くの掲示物を観に来たことすらです。

 

ところでこの掲示物は、プロボノチームのみんなが作ってくれたものです。90センチ×120センチの模造紙10枚分ですから、丸一日作業でした。

 

 

初めは仲間が集まり、企画したり、切ったり貼ったり和気藹々、きゃっきゃ言いながら作っていました。ところが、模造紙10枚分を舐めてはいけなかった(汗)8人いても、作業は22時まで続きました。

 

令子さんは中学校の保健の先生です。学校の先生は工作物がうまいですよね。学校に掲示物はたくさんありますから、当然なのかもしれません。まさにプロボノです。

 

もう1人、絵美さん。彼女が手先が器用で工作が得意なことは、50回アトサロ用の工作をしてもらったときにわかっていました。

 

 

この2人が中心になって、私を含めた男性陣は、これプリントアウトしてね、これここに貼ってね、これこうやって塗ってねと、指示をもらいながら作業すること10時間。最後は笑えなくなるくらい無言で作業しながらも、何とか終えることができました。

 

 

みんな、本当にありがとう。「アトピーの人や家族をHAPPYにしたい」そんな想いに共感してくれたみんなの頑張りが、目黒区役所の展示でまた共感を生んだようです。こうやって私たちの活動は広がっていくんだろうな。

 

 

そうこうしてるうちに、自分たちのアトピーだって良くなってる。そんなイメージをいつももっています。どんなことも行動療法。プロボノで作業することも、アトピーの掲示物を見ることも、アトサロに参加する第一歩も、ステロイドを使う決断も、脱ステをする決断も・・・です。だから手法論は百人百様と言っているわけだし、1つも否定するものなんてない。ただ1つ共通点もある。人から言われたのではなく、自分の選んだ道を信じて進んでいるか?ただそれだけです。

 

そういった視点が今後のアトピーの社会を変えていく。アトピーの社会に必要な人材は、アドバイスをする人ではなくて、人のモチベーションを上げることができる人。みんなでアトピーが良くなっていく社会を創りましょう。

 

そういった意味でも、この目黒区役所での展示はとても大切なものとなりました^^

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