こんにちは! 「NPO法人アトピーを良くしたい」プロボノチームの朝倉優です。


2018年4月12日(木)に放送されたアメトーーク「お肌よわよわ芸人」で肌の悩み・トラブルのことがトークテーマになっていました。芸能人は人に見られる仕事なので、肌の管理が大変そうですよね。特に男性でもメイクをしなければいけないのは、肌に負担がかかりそうです。そんな肌の悩みやトラブルが多いということで、アメトーークで取り上げられていたのかなって個人的に感じています。


出演者は、今田耕司さん、サバンナ高橋さん、狩野英孝さん、笑い飯西田さん、ジャルジャル福徳さん、パンクブーブー黒瀬さんでした。サバンナ高橋さんがアメトーーク内のプレゼン大会で発表し、企画が通ったようです。ありがとうございます!



ジャルジャル福徳さんは、小学生のころからハンドクリームを塗っていたのですが、周りから変な目で見られていたそうです。小さい頃は物珍しいと変な目で見られやすいのかなと感じています。私も小学生のころにワセリンを塗っていて、同級生よりも肌がテカテカしていたので、「どうしてテカテカしているの?」と聞かれることがありました。放っておいてほしいなと当時は思っていましたね。


サバンナ高橋さんは、化学繊維でかゆくなると話していました。私も化学繊維はかゆくなるので、なるべく綿100%のように自然繊維を意識して着るようにしています。


それぞれ肌の弱い部分をフリップで紹介する「お肌よわよわマップ」や、部位によって違うオリジナルのかき技を披露していました。


「お肌よわよわマップ」にとても共感しました。人によってかゆい場所って違うんですよね。腕の関節だったり、ひざの裏だったり、頭皮だったり。私の場合は、手の甲とひざの裏、お風呂上りには顔がお肌よわよわになります。いつも同じ場所がかゆくなるので、肌を入れ替えられればどれだけいいかと思うことがあります。


オリジナルの掻き技は、どれも工夫が凝らされていました。今田耕司さんの「指トントン」は仲間同士で笑いながら試してみました。普段しない動きなので、かゆみに対して意識が薄れました。皆さんも試してみると新たな発見があるかもしれません。かゆい部位を掻いているときって、とっても快感ですよね。掻き終わったあとに後悔をするのですが。。。ただ、一度掻きはじめるとかゆみが止まらないので、掻かない工夫をすることも大切なのかなと感じています。


 


「お肌よわよわあるある」のコーナーでは、仕事中にかゆくなったときや掻いたことで失敗したときのことなど、芸人さんがそれぞれ体験談を紹介していました。「温泉で人とペースが合わない」「黒い服が白ばむ」「白い服が赤ばむ」「冬でも厚着できない」「タートルネックが着れない」「動物に触れられない」「ストレスでかゆくなる」「海水がしみる」「季節の変わり目がわかる」「調子が良いときは気づかない」「世界にはもっとかゆい人がいる」などなど。芸人さんならではのユニークなあるあるエピソードがたくさんありました。しかも、発想がどれも素晴らしく、新発見ばかりでした。


狩野英孝さんは、かゆみがある場所に地球が滅びる「起爆装置」があると思って、掻くのを我慢しているそうです。掻くのを我慢できたら「地球の平和を守った」という救世主の気分を味わっていました。真似をすればヒーロー気分を味わえますね。ジャルジャル福徳さんは、かゆみのある場所にペットボトルを投げて当てる「ペットボトル叩き」という方法を編み出していました。さらにピンポイントでかゆい場合には「ペットボトルのキャップ」を投げて当てていました。やってみたら難しかったです。肌の悩みがある人であれば、誰もがわかる!と思いながら不思議と笑えると思います。


狩野英孝さんは自身のブログでアトピーを公表していますが、番組内では特に触れられていませんでした。肌が弱いこととアトピーは厳密には違う気がするので、番組側から何か決め事があったのかもしれませんね。



アメトーーク「肌よわよわ芸人」を見て、アトピーで悩んでいる人にも共感できる内容だと思いました。特にあるあるネタのところで、かゆみに対する対処法の工夫は目を見張りました。自分でかゆみをどう対処するか、という問いを芸人さんたちは追求されています。私も自分でどのように工夫できるか考えてみようと思いました。


炎症のことはあまり触れられていませんが、肌の乾燥やかゆみ、見た目の問題など共通する悩みを笑いを踏まえながら多くの人に知ってもらえる機会になったのではないでしょうか。少しでもアトピーを含めた肌トラブルに対して周りの理解が高まったら、人前で保湿クリームを塗ることや乾燥肌で粉が吹いていたとしても過剰なストレスを感じずにすむのではないかと思っています。


そんな世の中になることを期待しています。
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