こんばんはNPO法人アトピーを良くしたいのケンタロウです。

年に一度くらい、どこどこ大学の研究チームがアトピーの原因を発見!という記事を目にする。この度に、おー!と思う。今の標準治療はステロイドなわけだけど、それに変わる新薬ができるのか?と期待する。その新薬を塗るだけで副作用なし、風邪のときの風邪薬のように、あっと言う間に治ってしまう、なんて世界がくるといいなと思う。

しかし、新薬承認までのプロセスは長く、日本では10年、15年先になりそうだ。承認されるかどうかもわからない。もちろん研究というのは、どんな病気でも将来の投資としてとても大切なことなんだけど、過剰に期待する必要もないと思う。研究や新薬承認はプロフェッショナルな方たちに任せて、僕たちはどうすれば、このアトピーが良くなるのか?という視点で考えた方が良さそうだ。

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いつもの「やり方」と「あり方」の両輪の話しで、「やり方」は、さまざまな治療に取り組んできたという人がとても多いのではないかと思う。僕も例外なく、ステロイド、漢方、サプリメント、食事、水、海水、半身浴、運動、さまざまな保湿剤などを試してきた。治療法ばかりがやり方ではない。例えば、自分の周りに信頼おける人をたくさん創っておくというのも良いかもしれない。プラス思考の人でも良いかもしれない。そうすると自分のコミュニケーションが変わってきたりする。

「あり方」というのは、自分がどういう人であるか?と考えるとわかりやすい。優しい自分であるということがしっくりくる人は、他人にも優しくできるし、自分にも優しくできるものだと思う。絶対に諦めない自分という人は、うまくいかなくて凹むことがあっても、また行動をする人だろう。バランスをとる人であれば、疲れているからがんばり過ぎるのやめようとかここは気持ち入れて行こうとかメリハリのある行動をするだろう。自分がどいう人であるか?が次の行動を決めるということがとても大切なことで、あり方なくして行動なし、行動なくして結果なしと見立てている。少なくても新薬を待つというあり方よりも、アトピーを完治させる自分であるという方が、よっぽどパワフルで良い結果がついてくるだろう。

もっともっとひらたく言えば、あなたの座右の銘はなんですか?と聞かれたら、何て答えるだろうか?

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