こんばんは。NPO法人アトピーを良くしたいの横井謙太郎です。
さて、今日は爪のお話しです。なぜ爪にこだわるかというと、健康のバロメーターだからです。また、ぼくたちは長年掻いてきましたよね。これでもかってくらい掻いてきた（笑）その掻いている直接の道具が【爪】だからです。
爪って何でできているかご存知ですか？爪の主成分はタンパク質です。爪の固さはアミノ酸の量によって決まると言われています。アミノ酸や鉄、カルシウム、亜鉛が不足すると爪がもろくなると言われていますので、バランスの良い食事が重要ということになりますね。では、健康な爪ってどんなでしょうか。一般的には透明に近く、爪の下のピンク色がすけて見えるような爪が健康的な爪と言われています。
僕らアトピーの人の爪には特徴があることにお気づきでしょうか！？それは、【パーリーネイル】であること。どういうことか？真珠のようにピカピカ光っている爪です。掻き続けていると爪がピカピカになってしまうんですよね。昔、女の子に「けんたろうくんの爪、ピカピカできれいだね」なんて言われて、微妙な気持ちになったことを覚えています（笑）
掻いてはダメだ！という心理状態から、爪でこする、手でたたく、爪でむしる、と言う行為をするアトピーの人が非常に多い。これは、理事の清水良輔先生の長年の診療経験によると、掻くよりも悪化する傾向にあるそうです。掻く方がまだマシということになりますね。
そうすると、今度は、爪を切らなければという発想になりますよね？爪切りを使うと角ができやすいので、女子がよく使っている爪やすりが良いと思います。やすりの細かさもいろいろありますから、特に男子は試してみてくださいね。
それから、ジェルネイルです。女子はピンとくると思いますが、ジェルネイルは掻いても、いまいち気持ち良くないというか、自分の爪よりも丸みを帯びているんですよね。だから、皮膚に優しいのではないかと思います。
実際に僕もジェルネイルをしたことがあります。もちろん透明ですよ！僕は男子ですから。もし、フレンチネイルを選んでも嫌いにならないでくださいね（笑）確かに、皮膚の痛みが少ないと感じました。もちろん、ジェルネイルの液がダメですなんて人もたまにいますから注意が必要ですが、経験のない方は試してみてはいかがでしょうか。もしくは、女子のみなさんは、あえてオシャレしてみてはいかがでしょうか。綺麗なジェルネイルをすると、その綺麗なネイルをダメにしたくないという心理から、掻く量が減っていることも期待できます。
全身アトピーでも、背中の背骨のあたりだけ、きれーいにアトピーができない方がいるんです。これは、手が届かなくて掻けないから。掻かないからアトピーにならない、掻かなければアトピーは良くなるということ。当たり前だろーー！（笑）でも重要なことです。いきなり掻かないなんて不可能なことは僕らが一番わかっています。それであれば、掻く量を減らす、掻いてもダメージを減らす。この２つの発想で、できることは山ほどあるんですね。その工夫を、考え続けて実践しているうちに、アトピーが良くなるかもよ！ってお話しでした＾＾
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