NPO法人アトピーを良くしたいの横井謙太郎です。

 

いよいよ冬本番ですね。乾燥シーズン到来って感じで、私も無意識にシャカシャカ背中を掻いていたりします。冬が調子良い方、調子悪い方、いろいろかと思いますが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。

 

ダイキンの加湿器内蔵型の空気清浄器を使っているのですが、何と!!

 

私の使用する品番が、リコールになっていることがわかりました。こういうことってあるんですね~。何でも、ヒューズの部分が発火する恐れがあるとかで。。。コールセンターに電話してみると、「大変申し訳ございません。お客様のお使いの商品はリコール対象となっております、すぐにヤマト運輸さんが商品を引き取りにいき、弊社で点検整備をさせていただきます。」と言われました。

 

翌日すぐに、取りに来ていただいたのですが、特に代替品はなく、点検期間中約1週間、加湿器がない生活をしていました。そこで、気が付いたのですが、やはり全然違うんですよね。湿度がカラッカラですから、そりゃ乾燥して当たり前なのですが、やはり加湿することは大切なんだなとあらためて感じました。

 

点検後、無事戻ってきたわけですが、もうフル稼働。今は湿度40〜50%で快適です。風邪対策にもなりますしね。

 

乾燥対策というと、例えば保湿するとか、マスクをするとか、それこそ加湿器の方がわかりやすいわけですが、「冬場でも汗をかけるカラダである」ということも大切です。

 

医学的なエビデンスはないですが、自分の体験やアトピーサロンでのみんなのシェアを聞いていると、圧倒的に汗をかくことでアトピーが良くなってる人が多い。昔部活をしていたころは調子が良かったのに、社会人になって運動する機会が減ると悪化した何て話もよく聞きます。そして、夏だけでなく冬場にも汗をかけるカラダであることが乾燥対策にもなっています。

 

汗と聞いた瞬間、かゆくなるからイヤだよ!苦手だ!という方も多いと思います。そのため、運動を避けるようになる。それが悪循環になっていきます。汗をかくことは、熱を放出することですよね。でも汗がかけないカラダだと、うまく熱を放出することができなくて、その熱が体内にこもってしまう。熱がこもるとかゆくなるという構造です。そして、掻いてしまい、ただですら乾燥する冬場に、さらに悪化する。

 

そう考えると、適度な運動をして汗をかけるカラダづくりを意識し行動することは、乾燥対策になりそうです。

 

先日、当法人理事の長友が興味深いことを言っていました。

 

「冬場の静電気がひどくて、ドアに触れると火花があがるほどなんです。ところが週2でジム通いをしているうちに、静電気が起こる頻度が明らかに減ってきました。」

 

静電気の1つの原因は乾燥肌と言われています。これは何となくイメージつきますよね。湿度と、肌表面の水分、それらがある程度潤っていれば、水分を使って電気が空気中に自然放電されるのですが、乾燥肌だと、自然放電できず帯電してしまうと言われています。

 

汗のかき方は大きく2つありますよね?

 

ひとつは、冷や汗とか、緊張したときにかいた汗とか、厚着しすぎて熱がこもった汗とか。ベタベタした汗で臭いがきついのも特徴です。

 

もうひとつは、運動をしたときの汗。これはサラサラ水っぽくて、臭いはほとんどないのが特徴です。乾燥対策にはこちらが重要です。

 

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私もアトピーの調子がMAX調子悪いときに、「よし汗をかこう!」と、ジム通いを決意しましたが、とにかく汗のかき始めがかゆくなるのと、ロッカーでの目線が気になって、あまり長続きしませんでした。そこで、考えたのが半身浴です。半身浴の良いところはすぐに汗を流せるところですね。かゆみをかなり軽減することができます。

 

38度くらいのぬるま湯で、お湯はりを胸の下くらいまでにして1〜2時間つかります。始めの1ヶ月は全く汗がかけなくて、どんだけなんだ自分のカラダは!と驚きました。しばらくすると汗がかけるようになり、1年以上続けました。30年近く苦労してきたアトピー性皮膚炎。今では悪化することがないほど回復しました。

 

運動でも半身浴でも、モチベーション高くやれそうなことを取り入れて、汗をかけるカラダを手に入れてみませんか?この冬の乾燥を乗り越えていきましょう!^^

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