こんばんは。NPO法人アトピーを良くしたいの中村です。先週の土曜日に第43回アトピーサロンを開催しました。あと7回でいよいよ50回目を迎えるアトピーサロン。記念すべき第50回はいつもと少し違う特別なイベントにしようと思っていますので、楽しみにしていてくださいね。
さて、今回は男性2名、女性3名、スタッフ3名の計8名でスタート。その内容をシェアしたいと思います。
■小さい頃からアトピー、ぜんそく持ちだった。ステロイドはあまり使用しなかったが、大学へ入り部活のキャプテンになったり色々とストレスが重なり大悪化。土佐清水病院に入院して改善したが、就職で関東に来てからまた症状が出てきた。アトサロに来てアトピーのことを話すことで気持ちが楽になる。（20代・男性）
環境の変化によって良くなったり悪くなったり、変えてみるまでどちらに転がるか分からないのがアトピーの厄介でなところ。土佐清水病院はアトピーサロンでもよく話題に出る病院です。私も行ったことがあります。（中村）
■生まれつきアトピー。兄弟も軽度のアトピーだが、自分が一番ひどい。幼少期、プールの授業はいつも見学だった。中学のときにステロイドが効かなくなり脱ステ。夏が苦手で悪化する。営業の仕事をしていたが、症状のひどいときは人目が気になってしょうがなかった。がらっと良くなったきっかけはまだ無いが、アメリカ留学で改善したことは大きな経験だった。（20代・女性）
営業や接客の仕事は人から見られることが多いので、症状が出ているとかなりストレスですよね。留学をしてアトピーが良くなる話、アトサロ恒例になってきました。（中村）
■両親が自分のアトピー治療にあまり関心がなく、ステロイドを淡々と使う方針だった。子どもながらにステロイドは良くないと思いながら使っていた。高校生から自分で色々調べて市販のシャンプーを無添加の石けんシャンプーを変えたところアトピーが改善しはじめた。自分に合った生活を考え、見直すようにしたらさらに改善。今は湯シャン、IGG検査（遅延型アレルギー検査）をして、食べ物にも気をつけるようにしている。両親とは仲良しだが、身体のことは一切相談しない。（20代・女性）
子どものアトピー治療に懸命になる親御さんのお話はよく聞きますが、この方はレアケースです。アトピーを通してしか子どものことを見られなくなる方がいる中、「アトピー」と「彼女」を切り離して見ているご両親はすごいです。（中村）
■小学生から軽度アトピー。インテリア関係の仕事をし始めてからアトピーが悪化。薬局で買えるフルコートを常用していたが効かなくなりセレスタミンを飲むようになるも、薬が切れたときにリバウンドでムーンフェイスに。そこから少し改善したが去年また悪化し、岐阜県のナチュラルクリニックに1ヶ月入院。バチルスという菌が自分には合っていた。今は脱保湿している。（30代・女性）
バチルスは土壌の中にいる菌。入院中は治療の一環として近くの畑で土いじりをしたそうです。アトピーに土いじりは良いらしい。今度、アトサロ×畑作り企画なんてどうでしょう？（中村）
■小学生からアトピー。転校して田舎に行ってから悪化しカポジになった。兄弟の中で自分が一番ひどい。皮膚科でステロイド処方してもらうも、自己判断で薄く塗っていた。あるときテレビでステロイドの正しい塗り方を観て、しっかり塗るようになってから少し改善。人の紹介でアトサロに参加し、いろいろなヒントを試してみている。テーピング用のテープで指先をぐるぐるにするのが効果があった。まだまだ試行錯誤中。（20代・男性）
カポジ水痘様発疹症とはヘルペスウイルスが顔の傷などに感染してできる発疹。私もなったことがあります。顔にカビが生えてしまったかと思いました。。（中村）
今回は「兄弟の中で自分だけひどい」という方が5人中3人いらっしゃいました。以前アトサロで、長男・長女、もしくは末っ子の方がアトピー発症率が高いのか？という話題が出たことがありましたが、面白いくらいみんなバラバラでした。兄弟・姉妹の位置関係はアトピーと関係ないようです。（そりゃそうだ）
そして今回、な、なんと！北海道から参加してくださった方がいました！！わざわざアトピーサロンに参加するために北海道から東京まで飛行機に乗って！！なんという行動力でしょう。。
しかしどの場所から参加される場合も、アトピーサロンに参加すること自体かなり行動力のいることだと思います。
そんな方々に、ここに参加したことが少しでもプラスになることを願っています。
おやつは手作りチョコチャンクスコーン♪たまにはチョコレートもいいですね！
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今回から実験的に「アトピー無料チケット」を配り始めました。紹介した方、された方どちらも無料になるチケットです。この活動がどんどん広まっていきますように！
