こんにちは。NPO法人アトピーを良くしたい(アト良く)の中村亜希子です。

1/28(日)に第65回アトピーサロンを開催しました。男性2名、女性5名、スタッフ2名、オブザーバー(J&J)2名、の計11名で行った会の様子をレポいたします!まずは自己紹介。みなさまのアトピー歴、参加理由を話していってもらいました。

 

・子どもを2人出産して、2回とも産後にアトピーが悪化。ステロイド治療と脱ステ両方に対応している皮膚科で1年弱脱ステをして、現在はプロトピックとステロイドで症状を抑えている。(30代・女性)

・高校の教師をしているが、1日12時間勤務で休日は部活もあり、ストレスでアトピー悪化。職場の人や生徒に、自ら「今アトピーがひどくて」と言うことで理解を得られるようになった。現在は脱ステ脱保湿で風呂も2週間に1回にしている。調子が良くなってきた。(20代・女性)

・幼少期からアトピー。現在脱ステをしている。食生活に気を使いすぎて、反動で両親に見つからないようにこっそりお菓子をたくさん食べてしまっていた。ストレスになるので、今はほどほどに気にするくらいにしている。(30代・女性)

・息子がアトピー。子どもを誘って参加。シンポジウムに参加して、アト良く理事の清水良輔先生のもとへ受診する。今までの皮膚科は薬を出して終わりだったが、ちゃんと話しを聞いてもらえた。清水先生に勧められてアトサロに参加。(40代・女性)

・高校生からアトピー悪化。今までは身体に症状が出ていたが、顔に出てきたのでなんとか良くしたい。(20代・男性)

・息子がアトピー。子どもに誘われて参加。今までアトピーだからと特別扱いはせず、普通の生活をさせていた。昨年とても悪くなり、医者を変えることに抵抗があったが、ステロイド治療をすることを息子と決断した。(50代・女性)

・ずっとステロイドを使用せず漢方薬で症状を抑えていたが、徐々に効かなくなり症状が悪化。ステロイドに切り替えた。するとみるみる綺麗になり、憂鬱だった入浴が楽しくなったり、今は日常生活が充実している。仕事を辞めずに頑張った。(30代・男性)

 

ワークショップテーマ「2018年、自分のアトピーをどうやって良くしていくか?」

 

アト良くで良く出る【やり方】と【あり方】の話しはご存知でしょうか?きっと過去のアトサロ参加者の方は、あれね!とお分かりになるかと思います。

 

アトピー性皮膚炎は、病院へ行って、出された薬を塗って、はい良くなりました。という簡単なものではありません。薬を塗っても辞めても、民間療法を試しても食事や生活を見直しても、何をしても改善しない場合もある、それがアトピーです。そんな中改善するために必要なものは薬、漢方、温泉などの手法である【やり方】は、もちろん大切。そしてそれ以上に大切なのは「何のためだったらアトピーを良くするために頑張れるか」というモチベーションである【あり方】です。端的に言えば夢だったり目標なのですが、今回はそれをより明確に、みんなで考えてもらいました。

 

 

 

 

 

 

あり方とやり方、何のためにアトピーをどうやって良くしていくのか?最後はペアシェアをして、相手の発表をしてもらいました。親子で参加してくださったお母さん同士、お子さん同士、年の近い女子同士、今回のアトサロは似ている境遇の方がペアになっていて、とっても盛り上がっていましたね。

2018年、みなさまのアトピーがもっともっと良くなりますように!!今年もよろしくお願いします^^

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