こんばんは。NPO法人アトピーを良くしたいの横井謙太郎です。

 

熊本地震により亡くなられた方々に謹んでお悔やみ申し上げます。被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

 

熊本で震度7の地震があり、現在も余震が続いています。子供の頃お世話になっていた方が、熊本の益城町(ましきまち)に住んでいて、無事だということを聞き一安心。熊本市内に住む、高校の同級生や、アトサロに参加してくれた人にも連絡をとり、無事を確認しました。義兄は大分に住んでいるのですが、余震で食器棚から皿が落ち、マンション内のエレベーターもいまだ止まったままだそうです。余震が多く、エネルギーが大きいことが特徴です。

 

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震度7を記録したのは熊本地震で4回目。阪神淡路大震災、新潟中越地震、東日本大震災、そして、今回の熊本の地震。震源地が益城町だった1度目の地震は、震度が7で、マグニチュードは6.5でした。震度は揺れの大きさ、マグニチュードは大きいほど、揺れた範囲が広範囲と考えるようです。益城町が大きな揺れで、範囲が大きかったわけではないということになります。

 

震度5とか6級の余震が続いているのは、新聞やニュースを確認するかぎりでは、活断層がたくさんあるからだそうです。

 

当法人の理事でもある、皮ふ科しみずクリニックの清水良輔先生は神戸の方で、阪神淡路大震災を経験されました。当時も皮膚科医でしたが、地震から1ヶ月くらいはアトピーの患者さんは激減してほとんどいなかったと言います。生死に関わるような地震で、アトピーどころではなかったと言えるかもしれません。

 

また、東日本大地震が起きたとき、神戸の方はそのニュースや映像を見て、しみずクリニックを受診する人たちがいたそうです。当時のことがフラッシュバックし、ストレスを感じアトピーが悪化したという仮説が立てられます。熊本地震で被災された、アトピー・喘息・食物アレルギー、その他持病をお持ちの方を考えると、心が痛くなります。また、神戸や、福島の方も心配です。

 

短期的にできることは個々できちんと行動したいと思います。長期的には、全国的にアトピーサロンやカウンセリングなど、ケアできる体制を早く整えたいと思います。

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