初めまして、プロボノメンバーのかよです。少し前になりますが、弟74回アトピーサロンに初参加してから、プロボノメンバーになりました(^^)

 

 

記事を書くまで少し時間がかかってしまいましたが、今回は私が今週からスタートした汗腺トレーニングについて少し書いてみたいと思います。

 

 

私は生まれた頃からアトピーで、ステロイド軟膏がだんだんと効かなくなってきたことをきっかけに、約2年前から脱ステ・脱保湿の治療を始めました。現在も中等症程度のアトピーがなかなか完治せず、毎日試行錯誤の日々です。毎年花粉のこの時期に1年で1番悪化するという傾向もようやく自覚するようになってきました。

 

 

「汗腺トレーニングをやってみよう!」と思ったきっかけは、かかりつけ医の先生からのすすめでした。昨年は上手く汗がかけなかったために体温調節ができず、だるさや、汗による痒みがより一層怖くなり、なかなか外出もできなくなっていました。結果エアコンの効いている職場と家の往復がほとんどとなり、治療に専念するモチベーションも下がり、アトピーも悪化しました。

 

 

季節は巡り、これから夏がくることだけは確か。「今年はどれぐらい暑くなるだろう。。」アトピー体質ならではの不安がすでによぎっています。

・今年は夏の暑さに負けず、サラサラの汗をたくさんかいて、外でも積極的に運動ができるようにしたい!
・コロナの影響で職場もしばらくお休みになったし、やるなら今しかない!

 

 

皮膚科医の先生からのアドバイスと、自分の中でのタイミングが重なり、やる気スイッチを上手く入れられたような気がします。

 

 

汗腺トレーニングにはいくつか方法があるようですが、私が個人的に調べて今集中的にやってみているのは、ウォーキングやスロージョギングと手足高温浴です。

 

 

現在の肌の状態もあまり良くないので、自分なりにいくつか注意点を決めています。

 

 

〈ウォーキング・スロージョギングをするときの注意点〉

・最初は飲みづらくても水分をちょこちょこ摂るように心がける(当たり前ですが水分を摂らないと汗が出ないため)

・汗をかいてもなるべく積極的に乾かそうとせず、しばらく流せるところまで流してみる(汗腺のひらきを促すため)

・途中で痒くなった場合はすぐにその部分だけ水で洗い流す

500mlペットボトルの水を飲み切ったら切り上げる、もしく1万歩行ったら終了するなど、自分なりの区切りを決める。6〜7割を毎日維持していくことが大事なので決して無理はしない。

 

 

〈手足高温浴の注意点〉

・その日の肌の状態でお湯の温度は調整する

症状が出ている部位にはお湯が当たらないようにする

・高温浴は交感神経が優位になり夜眠れなくなる場合があるので、10分ほど浸かったら低温の半身浴でしばらく入浴するなど、副交感神経に戻す工夫をする

 

 

このようなことに注意しながらも、汗腺トレーニングを始めて2日目で、1番アトピーの症状がひどかったおでこの部分がひどく乾燥し、何度か掻きこわしたりもしてかなり不安になりました。

 

 

汗がかきづらい肌を、かきやすい肌にしていくためには、多少のトラブルを乗り越えることと、色々とこれからも注意を払う必要があるなと思っています。ですが、始めて3日目から今まで飲みづらかった水分が喉を通りやすくなり、日中暑い時間帯でも運動が苦に感じなくなってきました。

 

 

まだ汗をかける部位は限られていますが、アトピー自体は少しずつ良くなってきている実感があります。何より自分の中でピンときた治療法なので、多少のトラブルがあってもモチベーションを維持して続けられそうな気持ちになれていることがとても大きいです。

 

 

アトピーを良くする方法は100人100通りかと思いますが、同「アトピーを良くしたい」という大切なモチベーションを持続できるような、みなさんにぴったりの治療法が見つかるといいなと思います。私自身もまだこれからですが、一緒にこの時期を乗り切っていきましょう(^^)

 

 

コロナが終息しましたら、いつかアトピーサロンでお会いできる日を楽しみにしています。

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