こんばんは。NPO法人アトピーを良くしたいのケンタロウです。

アトピーの調子はいかがでしょうか。今日はどうやってアトピーを良くしてきたか

について書きたいと思います。
母の話しでは、生まれて2、3ヶ月くらいでアトピーを発症していたと聞いているので、

アトピー歴は38年になる。んー、こりゃ「アトピー人生」と言ってもいいですよねw

幼稚園のころはステロイドを飲んでいたって言うんだからびっくり。奇麗な顔だ。

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小学校時代、母の方針で脱ステロイドをして暗黒の時代に入っていくんだけど、

掻き崩しすぎて足を「くの字」のまま通学していたことを鮮明に覚えてる。

家の中の移動は、小学生なのにハイハイで移動していた。

重度のアトピー経験者ならわかる感覚だと思う。掻き崩した足を伸ばすと

傷が広がり激痛が走る。その痛みから逃れるために「くの字」なのだが、

それがわかっていても掻き続けてしまう。

 

小学校一年生の僕は母に聞いた。「ママ…いつになったらこのボツボツは治るの?」

母は必死に涙をこらえながら、優しい声で「大きくなったら治るからね。」と言った

ことを鮮明に覚えている。

母も必死だった。30年前、まだインターネットも情報もほとんどない時代。アトピー

という言葉すらまだメジャーではなかった。そんな中、脱ステロイドをする決断をした。

子どものうちに何とか治したいと思ったのだ。しかし、子どものうちにアトピーが良く

なることはなかった。中学の頃は、「お前のきたねぇ」と肌を見ながら言われた。

悔しくて、悔しくて、朝礼中にも関わらず殴りかかった。

高校でぶち当たったのは、恋愛。彼女ができても肌を出すことに恐ろしいほど

抵抗があった。大学は勉強と遊びで精一杯。不摂生も続き、アトピーが良くなることはなかった。

結局、小中高大と一進一退を繰り返し、良くなったり、悪くなったりを繰り返したが

アトピーが治った!という感覚を体験することは一度もなかった。これぞアトピー人生か。

このときの僕は、アトピーを良くするということがどういうことなのか、

全く理解していなかった。さて、今日はここまでにして、続きはまた書きますね^^

 

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