こんばんは、NPO 法人アトピーを良くしたいのケンタロウです。
「掻かないの!」って言われたことどれくらいありますか?僕も子供の頃、母からよく言われました。周りからするとそりゃ、「掻かないのー!」って言いたくなりますよね。どんどん、自分を傷つけているわけですもんね。でも、本人からすると「掻きたくて掻いてるんじゃないだよ!」となり、余計に掻きたくなるという悪循環のきっかけとなる言葉なんですよね。うつ病の人に、「頑張って!」と励ますのが逆効果だってよく言われますよね。それと似てるように思います。
そもそも、掻いているときには快感物質のドーパミンが出るとも言われ、この状態で掻くのを止めるというは非常に難しいわけです。そこに「掻かないの!」という言葉は辛いわけですが、家族や周りの人は、心配しているという愛情から言ってくれているということも忘れてはいけませんよね。
ご家族や周りの方は、「掻かないの!」の代わりに「一緒に掻いてあげるね」とか「掻いてもいいよ」、「30回掻いたら一度やめてみよっか」など逆説的な方が効果があるように思います。お子様であれば、ぎゅって抱きしめてげるっていうのも良いですよね。
以前、アトピーサロンで、アトピーの女性と彼氏(アトピーではない)が一緒に参加されました。そのときに、彼氏が、夜掻いてしまうからと言ってずーっと、彼女の手を握りしめてくれたってシェアをしてくれて、参加者からは「キャー♡」とか「ヒュー!」なんて声で盛り上がりました。
実は、この彼氏の行動は、とても理にかなっているのです。何だと思いますか?ぜひ考えてみてくださいね。続きは、次回に書きたいと思います^^