こんばんは!NPO法人アトピーを良くしたいの中村です。

 

2015年8月1日(土)第39回アトピーサロンを開催しました。

 

今回は暑い中、男性1名、女性6名、子ども1名、スタッフ3名の計11名が集まりました。

 

就職をきっかけに悪化したが、今はステロイドで上手にコントロールしている。「まあいっか」と思えてから心が楽になって、今が一番安定している。心と身体は繋がっていると実感した。(20代女性)

 

10代からアトピーで、高校生で薬が効かなくなった。クリニックで調べたところ、アトピー以外に食物アレルギーや植物のアレルギーがあることを知った。花粉の時期に悪化することが多かったので、花粉対策をしたらアトピーも落ち着いた。自分の子どもも3歳からアトピーだが、「掻いちゃだめ」と言わないようにしている。(30代女性)

 

 

アトピーサロンに参加し始めた1〜2年前よりかなり綺麗になった。今は皮膚科に通わず、自分でコントロールしている。心が下を向いていると身体の症状にも出てくる。アトピーには波があり、その波に左右されることなく精神もコントロールできるようになりたい。(40代女性)

 

小学生で脱ステロイドしてずっと状態が良かったが、大学の就職活動を機に悪化。夏が苦手で、汗をかくと痒くなる。母親もアトピーで、辛いときお互い電話で励ましあったりする。(20代女性)

 

大学の薬学部で勉強中。授業の中でアルコール消毒をする機会が多々あり、手が荒れて困る。医療系のアトピー仲間が欲しいが、アトピービジネスに勧誘されることが多い。ゆくゆくはアトピーを持つ薬剤師としてアトピーの人のための活動をしたいと思っている。(20代男性)

 

標準治療、漢方治療、運動療法をしている。様々なところでアトピーに関する勉強をして、薬膳師の資格も取得。夜髪の毛を洗うと、湿気が首元に残って痒くなるので朝洗うようにしている。(30代女性)

 

自分はアトピーではないが、息子がアトピーだった。初めての育児で慣れない中、脱ステロイドに奮闘していた。カウンセラーの資格を取り、今現在アトピーの人ににカウンセリングを行っている。(60代)

 

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今回のワークは掻破行動について。

 

掻きこわしてしまう前の行動を見直し、それを少しユニークな行動に変化させると、つい掻いてしまうという習慣を変えられるというものです。

 

その方法はユニークであるということがポイント。

 

今回は実例として「夜眠る前に、ベッドに入ってから掻いてしまう」という方たちがいらっしゃいました。

 

その方たちは必ずスマートフォンをチェックしてから寝るそうなのですが、スマートフォンの代わりに何か別のことをしてみるのはどうか?とみんなで考えました。

 

・別の場所にスマートフォンを置いてきて寝る
・ベッドではなく違う場所で寝る
・寝袋で寝る
・アロマをたく
・ローソクを灯す
・瞑想する
・ラジオを聴く

などなど。人が違えば出る意見も違い、中にはユニークな意見も出てきました。

 

ちょっとした行動の変化が日頃の掻破行動を減らすことに繋がる場合もあるので、参加者の方の参考になればと思いました。

 

そして今回のおやつは手作り健康おからクッキー。小麦粉、卵、砂糖、牛乳不使用のヘルシークッキーです。これからもっと工夫しながら皆さんに喜んでいただけるようなおやつを作っていきたいと思います。

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