こんにちは!NPO法人アトピーを良くしたい(アト良く)の中村亜希子です。

 

先週末に行ったアトサロの様子をレポしたいと思います♪

参加者は男性2名、女性4名、スタッフ2名の計8名。最初はそれぞれの自己紹介ということで、アトピーに関することをなんでも話してもらいました。

 

・針治療に通い、はじめは良くなるがだんだん効かなくなってきた。まわりからあれが良い、これが良いとすすめられるが、どれも最初だけで効果は持続しない。今は肉を抜いたり1日2食にしたり自己流の食生活をしている。(30代・男性)

 

・小さい頃からステロイドを使い、中学2年生で脱ステロイド。3ヶ月引きこもるくらいひどくなったがその後改善。大学でアメリカ留学をしたときは治ったかと思うほど良くなったが、帰国後また症状が出始める。頭皮のかゆみがジョンマスターを使い始めてから減ってきた。(20代・女性)

 

・引っ越しを期にアトピーが発症。学生時代は毎日ステロイドを使っていたが、今は脱ステロイドした。色々な治療法を試したが、食事が大切だと感じる。ここ1年くらいはゆっくり噛んで食べることを意識して続けている。(30代・男性)

 

・幼少期からアトピー。家族の方針でステロイドは使わずに色々な民間療法を試してきた。現在はPUVA療法という紫外線を当てる治療をしている。まわりの友人にはアトピーの話をしていないので、泊まりのときに掻く姿を見られるのが嫌だ。(20代・女性)

 

・留学で行った中国から帰ってきたらアトピーが発症。最初は少しだったが、全身に症状が出るように。今はステロイド標準治療をしながら、色々な温泉地へ行っている。秋田県の新玉川温泉は酸性度が強く、傷がすぐに治った。(30代・女性)

 

・妹がアトピー。前回のアトサロに一緒に参加したところ、以前より前向きに治療に取り組めるようになった。今度ファスティングにチャレンジする。自分も無農薬野菜を作るなど健康には気をつけている。(40代・女性)

 

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今回のワークテーマは「掻破行動について〜掻く回数を減らすには〜」

 

自分がどんなときに掻いているのかを観察(モニタリング)し、書き出し(レコーディング)、それに対する対処法(コーピング)を考えようという内容です。掻破行動についてはこちらの記事に詳しく書いてあります。

 

さっそくモニタリングシートに自分が掻いているところを思い出し記入してもらいます。この作業、結構時間がかかるのですよね。「いつも掻いているから分からない…」なんて方も。その中でもひとつのシーンを選んでもらい、続いては対処法を考えます。

 

せっかくなので自分だけではなく、ペアになってもらい相手の対処法も考えてもらいました。自分で考えると「これは実際にやるのが大変そう」などという気持ちがありますが、人の対処法になると大胆でユニークなものが出やすい。そしてその内容をシェアしてもらいました。

 

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このワークで「こんな手法もあるんだ」と知ってもらうだけではなく、実際になにか行動してもらえたら、その踏み出すきっかけになれば嬉しく思います。

最後にみんなではいチーズ♪

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