みなさま、こんにちは。NPO法人アトピーを良くしたいの横井謙太郎です。

 

昨日のシンポジムのご報告です。最後に申込みがワッときたり、キャンセルがでたりでどうなるかと思いましたが、結果ほぼ満席で、たくさんの方にご参加いただくことができました。

 

理事中村の司会で幕をあけました。以前は緊張してた感がありましたが、慣れてきたのか、かなりスムーズな司会進行でした。でも、アドリブは苦手だからモックを欠かすことはありません。準備のときのモックをみなさんにも聞いていただきたいです。興味ある方は早めにご来場ください(笑)

 

今回は、目黒区社会福祉協議会のみなさまと共催でしたので、唐牛(かろうじ)課長にご挨拶をいただきスタートしました。ルビがないと絶対読めない珍しい名字ですよね。

 

続きまして、NPO法人アトピーを良くしたい代表理事、私、横井謙太郎の自己紹介と開催趣旨。今回は、さまざまな立場や角度から「支援」を考えることを趣旨としました。ちょっと変化球で参加者の方にもペアワークを。

 

続きまして、皮ふ科しみずクリニック清水良輔(良ちゃん)先生の基調講演。不安・汗・掻破・ステロイドの話しなど、参加者のみなさんが「うん、うん」と頷いているシーンがたくさんありました。

 

そして、駒澤大学心理学科教授八巻秀(秀ちゃん)先生の基調講演です。アトピーで困難なとき、人は3つの考え方をするというアドラー心理学を学ぶことができました。1つは「ダメな自分」、2つ目は「悪いあなた」、3つ目は「これからどうするか?」。とても興味深かったです。

 

 

 

 

 

 

 

メインイベントはパネルディスカッションです。こんなメンバーでディスカッションしました。

<司会進行>

・駒澤大学文学部心理学科 八巻秀氏

<パネリスト>

・皮ふ科しみずクリニック 清水良輔氏

・皮ふ科しみずクリニック 清水貴子氏

・患者代表 齋藤小百合氏

・NPO法人アトピーを良くしたい代表 横井謙太郎氏

 

主役は誰だと思いますか?そうです、患者代表の齋藤小百合さん。すべてのディスカッションは彼女から始まりました。

 

八巻先生:「どんな支援があると良いなと思いますか?」

齋藤さん:「いろいろ言われ続けてきたので、何も言わないでもらうことが一番良いです。そして、アトピーサロンには安心感があり今も参加しています。他では話せないことも話すことができる。」

 

それに対して、しみずクリニックのお2人と、私が対話を始めます。

 

名司会者八巻先生のアドリブもあり、参加者のみなさんにもペアになってもらい、このディスカッションを通して何を感じているかをシェアしていただきました。

 

Q&Aでは、想像以上の質問用紙が回収され、時間の都合ですべてにお答えできませんでしたが、パネリスト一同精一杯答えさせていただきました。

 

最後は、私から、eラーニング「アトピーを良くしたいコース」のプロジェクトを発表させていただきました。現在、清水先生、八巻先生の動画撮影が終わり編集作業に入るところです。今後も「医療」と「心理」から学ぶことができる場を創っていきたいと思いますので、ぜひご期待ください。

 

ご参加いただいたみなさま、聴いてくださってありがとうございます。終わった後も多くの方から声をかけていただいて、心から嬉しく思います。そして、みなさまにいつも助けられています^^

 

すみません、ここはご参加いただいた方にしかわからないかもしれません(笑)

 

参加できなかったみなさま、このブログを通して少しでもシンポジウムの雰囲気が届いたなら幸いです。

 

また、プロボノチーム・理事のみんなにも心より感謝いたします。みなさんがいなければこのイベントを開催することはできませんでした。

目黒区社会福祉協議会のみなさまのお力も大きかったです、ありがとうございました。「アト良く」さんは素晴らしいチームですねという言葉、本当に嬉しかったです。

 

これからも「アト良く」をよろしくお願いいたします!

Pocket