おはようございます。NPO法人アトピーを良くしたいの中村亜希子です。平成２７年６月６日土曜日、日帰りバスツアーの旅を決行しました！参加者は男性５名（子ども２名）女性１１名（子ども１名）の計16名。今回ツアーでまわった先は全部で３カ所です。

 

 

 

 

 

 

まず向かったのは無農薬野菜を楽しめるレストラン「Kizuna」。ここはお嬢様のアトピーがきっかけで脱サラをして野菜作りを始めた川田修さんの、川田農園直営レストランです。サラダやパンがバイキング形式なのですが、野菜の味がとても濃くて歯応えもあり新鮮そのもの。食物アレルギーを複数持っているという２０代の参加者の方も、「野菜なら安心して食べられる！」とたくさん召し上がっていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メイン料理は６種類の中からパスタ、お肉料理、魚料理を選べます。デザートまでしっかり食べて、食後はみんなでワークショップを行いました。今回のテーマは２つ。

１つ目のテーマは「自分が元気でいるためにしている工夫は？」

食事や睡眠の質に気を使うなどの生活面、物事をあまり気にしすぎないなどの精神面と、大きく分けて２つが上げられました。

２つ目のテーマは「アトピーについてどのような印象を持っていますか？」

今回のツアーの参加者の方はアトピーの人、アトピーではない人がちょうど半々くらいでした。アトピーの人は「世間がきちんと理解してくれない」と思い、アトピーではない人は「どのように接していいのか分からない」と思っているという意見が上げられました。アトピーの人もアトピーではない人も、お互い理解し合えるような社会になるためには、お互いを思いやる気持ち、そしてこのような話し合いの場が大切だと感じました。今回参加された方の中には、このワークを行うことで相手のことを少しでも理解できた方がいるかもしれません。いつものアトピーサロンよりもリラックスムードの中、様々な意見交換ができて、とても良い時間でした。

 

 

 

 

 

 

その次に向かったのは大谷採掘場。軽石凝灰岩の一種で、柔らかく加工しやすいことから、外壁などの建材として使用されてきた大谷石。その採掘場はまさにインディージョーンズ。気温が6度〜7度でとても寒い場所なので、皆さん完全防備で見学していました。

 

 

 

 

 

 

その後は道の駅ろまんちっく村へ。フードコートで餃子を食べたり、栃木県産のお野菜などお土産を買って帰路につきました。美味しいものを食べて、観光して、色々な方と交流して、参加者の皆さんが本当に楽しそうでした。その楽しい気持ちがアトピーを治すことだけではなく、日々の生活の活力になれば嬉しい限りです。