こんにちは。NPO法人アトピーを良くしたいの横井謙太郎です。

 

リオオリンピックが終わり、なんとなく寂しいですね~。史上最多のメダル数41個、活躍した日本人選手多かったですよね。どのシーンも印象深いですが、私の独断でランキングしてみたいと思います。ただ単に印象に残ったシーンをランキングするのではなく、オリンピックから学べるアトピー改善ランキングにしたいと思います。

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【1位】男子400mリレー・ボルトにプレッシャー

 

感動的でしたよねー!?ウサインボルト率いるジャマイカに次ぐ銀メダル。アメリカに勝ってしまった!100mずつを4人で走るリレーは、チームプレーも大切な要素の1つです。バトンを落とした瞬間に終わってしまうリレーですが、そのバトンを渡す瞬間が、いかにスムーズかつスピーディかによってタイムが変わってきます。「世界一のバトン」と言われた日本チーム。バトンの練習量はきっと計り知れないんでしょうね。日本の個の力は4人とも100m10秒台。ジャマイカやアメリカは9秒台がゴロゴロいます。でもリレーはカーブもあるし、バトンがあるから必ずしも早いだけが結果に結びつくわけではない。このチームプレーは他の競技でも日本が得意とするところ。日本のスタイルだと思います。

 

アトピー改善に置き換えれば、個の力は意思の強いものもいれば弱いものもいる。1人で改善できるものもいれば、諦めてしまうものもいる。1人でできなくても、チームであれば結果がでるかもしれない。そもそもアトピーの治療は孤独なものです。だから、チーム制にしてアトピーを良くしていく。そんな視点でオリンピックを観つつ、NPO法人アトピーを良くしたいはチームとしての仕組みも創っていこうと思います。

 

【2位】シンクロナイズドスイミング・メダル奪還

 

デュエットでも団体でも銅メダルでした。美しかったなぁ。前回のロンドンではメダルを獲得することができませんでした。井村コーチが日本を去り中国へ。そして日本のコーチとして戻ってきたらすぐにメダルを奪還するのですから、すばらしいコーチングです。スパルタで有名ですが(笑)練習でマイクを使い大声でどなり散らしてるシーンを観た人も多いと思います。20キロの重りを抱きかかえながら水の中で浮くトレーニング。

 

ディエットで銅メダルを獲得した三井選手はインタビューで、「毎日が地獄のような日々を過ごしてきた、その日々が報われ結果につながって嬉しい、最後まで井村先生を信じてついてきて良かったです。」と答えていました。どれだけ過酷だったのかを想像しました。アトピーを良くすることに繋がります。スパルタが必要だということではありませんが、ある覚悟のようなものが必要なのだと思います。人が物事を意図して行動するということは、メダルを獲得することもアトピーを良くすることも何ら変わりがありません。そして、やはりコーチがいた方が、もしくは信頼できる人が近くにいた方が、より効果的に成長することができる、アトピーを良くすることができる、そう思います。

 

もう1つ、印象的だったこと。オリンピックの舞台が終わってから、アナウンサーが井村コーチに聞きました。「練習は厳しく大きな声で怒鳴られていましたが、愛情があったんですね」、井村コーチは答えました。「その瞬間、愛情なんてありませんよ、こっちだって、メダルを取らせてあげることに必死。愛情がどうなんて考えている余裕なんてありませんよ。」

 

これは、本物。すげー。。。人間らしい魅力があるし、本心を言っているなと感じました。普通だったら、「そうですね」何て答えてしまいそうなものです。書籍「アトピーが治った。」の登場人物7人も、形は違えど地獄のような日々を過ごし、それが報われる日々がやってきました。

 

【3位】レスリング女子・金メダルラッシュ

 

登坂絵莉、伊調馨、土性沙羅、川井梨紗子、金メダルラッシュは感動的でした。霊長類最強の吉田沙保里選手は銀メダルでしたがこれもまた感動的でした。中でも、移調馨選手は2014年11月にお母さんを亡くし、2015年1月の大会の決勝で負けている。実に13年ぶりの負けだったそうだ。失望の中から立ち上がってきた。お母さんの遺影に毎日挨拶をして、負けたことを忘れないよう、その銀メダルを見ることが毎日のルーティンだったそうだ。オリンピックの決勝で大逆転をして金メダル。吉田選手の4連覇ならずがクローズアップされましたが、移調選手はオリンピック4連覇を達成していたのですね。試合後のインタビューでこう答えいます。「最後はお母さんが助けてくれた。」

 

失意の中でも結果をだすことができる。それは、アトピーを完治させることにも繋がります。決して、精神力が強いからできたとは思えません。オリンピック選手も実はみんなギリギリでやっていることは、インタビューのコメントや涙を観ればわかります。精神力が強いからではできたのではなく、失意や逆境の中、行動し続けたから「精神力が強い」と言われるのだと思う。

 

以上、独断ランキングでした。アトピーを良くするために一人で奮闘しても難しいのなら、周りを巻き込んでチームでやりましょう。オリンピックでもそうでした、勝っても負けても、「支えてくれた方、応援してくれた方、チームに感謝の気持ちでいっぱいです。」と選手たちが言っていました。アトピーを良くするスペシャリストに当法人もなっていきたいと思います。最近書籍を読んでくれてWebサイトからの問合せ件数が増えています。みんな何とかしたい、一歩前にでようとする人ばかりです。立ち上がってください。私たちもそれに答えられるように日々精進します。

 

最後に、オリンピックを観ていてあらためて思いました。「アスリートにアトピーなし」。日本ではアトピー有症率約10%と言われますが、オリンピックを観る限り1人も見ませんでした。「汗をかくことは生物学的には良い」と皮膚科医の清水良輔先生(良ちゃん先生)も言っています。やり方論の1つですが、やはり運動することを見直しても良いかもしれません。

 

2020年の東京オリンピック開催も楽しみですね。遅くともそれまでには、アトピー良くしていきませんか?^^

 

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