そんなことを考えていた時期があった。23歳くらいの頃だったと思う。大学を卒業して、間もなくの頃か。足の裏以外の足が凄まじく悪化したことがあった。
表現できないほど凄かった。
保湿をしても足が動かない。
1歩、歩くごとに激痛が走る。それでも仕事には行っていたが、まさしく根性の世界だった。自分でも信じられない。受け入れることができない。こうなってくると、精神的にもやられてしまうものだ。
「なぜ、おればかりが・・・!!なぜ、おれだけが、こんななんだぁ!!」
精神的に追い込まれる。さらにアトピーを悪化させる。自分の部屋で泣いていたことを思い出した。心も泣いていた。そんな状況でも何とか、自分に言い聞かせる。
「今までだって乗り越えてきた!大丈夫、今回もやれるさ。ずっとこのままのわけがないんだ!」
そして、何とかしようと、このときは半身浴を選んだ。ぬるめのお湯をお腹くらいの高さまではり、1時間半くらいつかり続ける。水を持ち込み、2リットルくらいグビグビ飲む。汗を出す。この頃は、幸いにも時間に余裕があったため、その半身浴を3ヶ月くらい続けた。
これは、文章で書くよりも辛い。毎日だし、体力は使うし、周りが同意してくれる環境も自分で創り出さなければならない。悪い状態は続いたが、3ヶ月後にはウソのように足のアトピーは引いていた。
今は時間がないのでここまで長い半身浴は出来ていないが、自分にとっては効果があった。今でも、アトピーの調子はすごく良く、少し色素沈着は残っているけど本当に良くなった。
この経験は自信へと繋がっている。そして、未来を見据えて今を生きたい、そう思う。今はもうアトピーロボットはここにはいない。
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僕は生まれつきのアトピー。現在37歳。大人になるまで引きずると僕のような辛い目にも合う。だから、できることなら子どものうちにアトピーを良くしてあげたい。そんな想いで3/23のイベントを開催します。真剣にアトピーやアレルギーを良くしたいという方のみお集まり下さい