こんにちは。NPO法人アトピーを良くしたい(アト良く)の横井謙太郎です。
食事療法でアトピー性皮膚炎が良くなる!と断言することはできません。それだけで良くなるのであれば、アトピーの世界はこんな混沌としていません。
ただ、アトピーを良くするためのサポートにはなると思っています。オーソモレキュラー療法をご存知でしょうか?これは、食事を制限するのではなく、足りないものを足していくという考え方です。あれがダメ、これもダメとストイックに追い込まれないことも良い点ですね。
しみず皮ふ科クリニックの清水良輔先生も、オーソモレキュラーは医学的にも注目されていると言っていました。
私が25歳の頃、もう15年前のことですが、この療法を取り入れたことがあります。医者が処方するサプリメントを毎日飲み、月に1度採血をしてデーターを取る。その結果を見ながらサプリメントの組み合わせを変えていくということをやっていました。
あくまでも私の場合はですが、6ヶ月続けて目に見える成果はありませんでした。このときは自分が良いと思える治療をしてみて、期間を区切って成果が全くなければ、やめると決めていましたので、スパッとやめ別の治療を試みました。もちろん、続けていたら違う効果があったかもしれません。
脱ステがアトピーを良くさせるのではない、ストロイドを使うことがアトピーを良くさせるのではない、食事がアトピーを良くさせるわけではない。体調が悪ければネガティブにもなります。自分も経験してるから体感として良く分かる。
それでも、自分が選択した手法を信じて、腐らずに取り組んでいる背景があるから、アトピーが良くなるのだと思っています。自分の思考というのは、やはりアトピーを良くするためには重要です。アトピーが良くなった人の思考は共通点がありますよね。
さて、話を食事に戻します。あまり食にはこだわりをもってきませんでした。例えば、オーガニックの食材にこだわるとか、ビーガンというわけでもありません。しかし、アトピーのためにというよりは、健康のために良いものを取り入れる、足りないものを補う、という思考は必要なことです。
健康のためにという思考は、アトピーが良くなることが目的ではないので、仮にアトピーが劇的に良くならなかったとしても、ガッカリすることは少なくなります。過剰な期待ってうまくいかないですよね。また、健康になってきたなとか、調子が良いなと感じることができれば、アトピーが良くなる可能性も出てきます。前を向くことができますから。
最近、毎朝バナナジュースを飲みます。バナナにはカリウムが豊富で、塩分(ナトリウム)を排出してくれる作用があると言われています。よって、血圧の上昇も抑えてくれるのですね。また、ビタミンB群も多く、肌に良いと言われていますし、セロトニンは心を落ち着かせるとも言われます。
これらの情報を知って、バナナジュースを飲むと効果がさらに上がるのではないでしょうか?こんなカラダに良いものを飲んでいるんだ!というイメージです。
ウェイトトレーニングをしているときに、鍛えたい筋肉を使っているイメージをしながら行うと効果が上がります。これは、一度頭に指令を送ってあげることで、よりその筋肉が動いてくれるからです。
スポーツの世界でもイメージトレーニングが取り入れられますよね。アトピーを良くするためにも取り入れない手はないも思うのです。
私の考え方はこうです。
1.食で不足しがちな栄養を取り入れ、
2.その知識を得る
3.思い込む、イメージする
私の例で言うと
1.バナナジュースを毎朝飲む
2.カリウムは塩分を排出し、ビタミンBも多く肌をキレイにする
3.健康でいられる、アトピーも良くなっていく!
みなさんのアトピーがよくなりますように☆