こんばんは。NPO法人アトピーを良くしたい(アト良く)の横井謙太郎です。

 

先日ためしてガッテンで、「カラダを癒す力」というタイトルで放映されていて、興味津々になりました。オキシトシンというホルモンを最近良く耳にするようになりましたが、この10年で研究が進んでいるためです。

 

別名「幸せホルモン」とも言われています。

 

例えば、手をつなぐ、ハグすることで、オキシトシンが増加することが研究でわかっています。子供が発表会の直前に、お母さんと電話をするだけで、オキシトシンが増加し、緊張やストレスから解放されることが実験結果から証明されていました。さらに効率良くオキシトシンを出せる方法が紹介されていました。抱き枕にスマホをスポッと入れて、おばぁちゃんがその抱き枕を抱きながら孫と話すという実験です。触れている感覚+声の効果は絶大で、オキシトシンは増加するそうです。

 

オキシトシンの分泌は、下記の効果があると言われています。

・幸せな気分になる
・脳・心が癒され、ストレスが緩和する
・不安や恐怖心が減少する
・他者への信頼の気持ちが増す
・社交的となり人と関わりたいという好奇心が強まる
・親密な人間関係を結ぼうという気持ちが高まる
・学習意欲と記憶力向上
・心臓の機能を上げる
・感染症予防につながるなど

 

さて、ここで、へー、そうなんだーで終わらせてしまってはもったいない。みなさん、ここはアトピーのサイトですから、アトピーにはどうなんだ?と考えてみたいと思います。

 

子供がアトピーの場合、いつもバリバリ掻いている姿を毎日みてきているママはついつい一言、「もういつまでもかいてないで!」。ママだって子育てだけでも大変なのにさらにアトピー…ノイローゼになりそうだ。それでも、後ろからギュッと抱きしめて、「大丈夫だよ、痒いね、ママが掻いてあげるね♡」と一言。先ほどの、タッチ&ボイスを実行してみる。オキシトシンはきっと増加する。

 

以前、アトピーサロンでこんなシェアをしてくれたカップルがいた。彼女がアトピー、彼氏はアトピーなし。夜寝るときにどうしても掻いてしまうから、彼がギュッと手を握っていてくれる。もう痒くないのに握り続けるというシェアに、周りからは「キャー♡」とか、「ヒュー!」という歓声が上がった(笑)きっとオキシトシン超増加中。これぞ、幸せホルモン。

 

さて、この話を聞いて、私には彼氏(彼女)がいない、パートナーがいないから無理!と頭をよぎったみなさま!そういう問題ではありません。オキシトシンは、異性がどうこうということだけではありません。友人との食事、握手やハグ、家族との楽しい会話でも増加します。この機会に、どんな瞬間が自分にとっての幸せなのかを探求してみてはいかがでしょう?もしも、その積み重ねがアトピーを良くさせるとしたら…

 

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それでは、今日はこのへんで。あ、「アトピーを良くするヒント」というタイトルでメルマガも書いています。メアドだけで登録できますので、まだの方はぜひ^^

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