こんばんは。アト良くの横井謙太郎です。2016年もあと2週間ですねー!いや、いや、1年があっという間でした。2016年の目標を見返すと達成していることもたくさんあるし、達成できなかったものもあるし、手つかずだったものだったものもありますねー。2017年も楽しみです^^

 

さて、今日は夜間掻破(やかんそうは)の話です。アトピーサロンでもワークショッップを開催したことがあります。また、アンケートでこんなことを質問してみました。

 

どんなときに掻いていますか?

 

「夜寝ているとき」

 

が圧倒的に多いです。私もアトピーがひどいときはそうでした。だから、夜間掻破の対策が一番頭の使いどころでもあるし、一番難しくもあります。

 

過去にアトピーサロンでも、ユニークなアイディアがでてきました。

 

・顔を掻いてしまうので、手作りのマスクをして寝る

・ベッドで寝ると掻いてしまうので、机で寝るという方もいました。これは熟睡した感じあまりせず、辛くもありますが、確実に掻く量が減りアトピーが良くなったとシェアしてくれました。

 

さて、ここで少し考えてみてください。みなさんが夜掻いているとしたら、どのような対策が効果ありそうですか?あ、今、考えずに先を読み進めようとしましたね!?1分だけでもご自分で考えてみることに意味があります。

 

 

 

どうですか?

 

 

 

本当に、考えましたー?

(しぶとい…)

 

 
当法人理事の良ちゃん先生(皮ふ科しみずクリニック 院長  清水良輔先生)が言っていました。

 

指先に鈴を括っておくことで、掻く回数が減る人もいたそうです。掻こうとすれば、当然鈴がなります。うっすら起きますが、無意識に掻いていることを鈴の音で認識し、意識的に掻かないようすにすることが狙いです。

 

女性はジェルネイルをしている人も多いですよね。普段していない男性は、ジェルネイルをすることで掻く量を減らすことができる
かもしれません。私も実際に、透明のジェルネイルを試したことがあるのですが、掻く感触が全く違います。塗っている分丸みを帯びるので、傷がつきにくくなるようです。
アロマをたいて寝る習慣が無い人はやってみる価値があります。寝る前に瞑想を取り入れてみて、腹式呼吸をやってから寝るとか。
ベッドの上で気持ちよいくらいのストレッチをしてから寝るとか。

 

ノンカフェインのお茶を一杯飲んでから寝るとか、普段携帯を見ながら寝ているのであれば、寝る前30分は携帯を見ないとか。

 

抱き枕を使ったことがない人は、抱き枕を試してみるのはどうでしょう。私も使っていますが、これが安心感なのか、良く眠れます。

 

シーツを変えるとか、照明を購入してうす暗くしてみるとか。空気清浄機や加湿器を入れてみるとか。

 

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いつもの寝ている環境に、意図的に変化をもたらし、掻く量を減らすことが狙いです。

 
もちろん、必ずうまくいくわけではないかもしれない。でも、どっちみち、掻いているなと感じているのなら、やってみる価値はあると思います。1つ試してみて、もし効果がなさそうなら、違うアイディアを試してみる、それでもダメならまた違う変化を、という具合に。仮に3,000回掻いているとするならば(実際には数えることはできませんが)1,500回にするとか、1,000回に減っていくイメージです。

 

コツコツと努力を重ね、その結果、自分に合った対処法が見えてくるのだと思います。この機会に、ご自分で考えたアイディアを実践してみてはいかがでしょうか。掻く量を減らし、アトピー改善つながるかもしれません。それでは今晩はこのへんで^^

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