こんにちは!
NPO法人アトピーをよくしたい
食いしん坊マー坊です。
日本の食文化を語る上で外せない食べ物、
それは、
お米。
皆さんは一日どれくらいお米を食べますか?
実は私はお米がさほど好きではありません。
もちろんキライというわけではありませんが、
そういえば今日は御飯食べてないな~って日があったり、
海外に行っても「あ~白いご飯がたべたーい」という気持ちにはなりません。
御飯も麺もパンもパスタも炭水化物はみんな平均的に好きというところです。
という話をすると、
周りにたいてい驚かれます。
「えーお米毎日食べないとアタシはあかんわ~。ありえへーん。」
という具合に。
なぜ今日お米の話かというと、
実は昨日15年ぶりに炊飯器を買いにBI○ CAMERA(←分かるし)に行ってきたのです。
するとまぁ、私の想像を超えた種類と価格の炊飯器がずらりっ!
す、す、炊飯器にじゅ、じゅ、じゅうまんえんーーー?!
目から鱗が出てきました。
そこまでいかなくても、3~8万円の炊飯器がたくさんあって、
ちょっと私のイメージ(1万円ちょい)とかけ離れすぎていました。
それもこれも需要があるからこそであり、
日本でのお米に対する重要度を感じ取ることができたのです。
私が周りの友達にお米を食べないというと非国民のように扱われる理由が分かりました。
日本人といえば米だろう!
倍返しだ!
なのです。
ところがです。
(ここからやっと本題です)
私は昔中度のアトピーを治療していた時に、
病院から「もち米を食べないように」と指導されました。
もち米はアレルギーを引き起こすということでした。
もち米は、アミロペクチンというでんぷん質が100%であり、
このアミロペクチンは構造上消化がよくないため、
ブドウ糖に分解されにくいそうです。
分解能力が低いとアレルギーを起こしてしまうのでしょう。
ただ私の場合、
元々お餅もそんなに好きでなかったのもあり、
餅を避けることはそれほど大変ではありませんでした。
しかし、
お米といえばというブランドのコシヒカリやあきたこまちなどは、
うるち米(いわゆる白飯用のお米)でありながら、
実はもち米とうるち米を掛けあわせて品種改良されたものだそうです。
そのため、甘みやモチモチ感があって味はとても美味しく感じるのです。
そして粘り気があるため冷めてもおいしい。
ただ、先ほどの話のとおり、
人によってはもち米でアレルギーを引き起こす可能性があります。
コンビニのおにぎりやお弁当なども、コシヒカリなど高級米を謳っていることも、
このでんぷん質が多く冷めても美味しいという成分が理由の一つかと思います。
うるち米であっても、もち米系のお米を毎日何杯か食べることによって、
アレルゲンは蓄積されてしまいます。
ではお米は食べちゃいけないの?
という訳ではありません。
本来の品種改良される前のうるち米は、
この粘り気があるアミロペクチンと対照的な成分を持つ、
さらさらしたアミロースという澱粉の割合が高かったのです。
品種で言うと、ササニシキやゆきひかりなど。
ササニシキはこのさらさらアミロースが20%で、
コシヒカリで15%、ミルキークイーンで10%ほどだそうです。(もち米は0%)
そのため、この飽食の時代、
美味しいもちもちふっくらしたお米に慣れていると、
さらさらとしたお米は食感が落ちて物足りなさを感じるかもしれません。
ただ昔の人は、
ハレの日にだけ、もち米を使ったお餅やお赤飯などを食べて、
ケの日はうるち米(ササニシキなど)を食べていたようです。
昔の人のように、
毎日毎日はさらりとした白ご飯をいただいて、
特別な日にふっくらモチモチしたご飯をいただくのも、
色々な意味で悪くないかもしれません。
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